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秩父観光1泊2日モデルコース|特急ラビューで行く長瀞・宝登山・秩父ミューズパーク

池袋から特急ラビューで約1時間20分の秩父観光を1泊2日で。長瀞の岩畳と天然氷のかき氷、宝登山ロープウェイ、名物の豚みそ丼と秩父肉汁そば、秩父ミューズパークの聖地巡礼まで、実際に歩いたモデルコースを写真付きで紹介します。

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秩父観光1泊2日モデルコース|特急ラビューで行く長瀞・宝登山・秩父ミューズパーク

夏の秩父へ、1泊2日で行ってきました。

池袋から特急に乗ってしまえば約1時間20分。

日帰りでも十分楽しめる距離ですが、あえて1泊すると「長瀞エリア」と「秩父市街エリア」の両方をゆっくり回れます。

この記事では、実際に歩いた秩父観光のルートをそのまま時系列で紹介します。

混雑を避けたい人向けの回り方や、行ってみて分かった注意点もあわせてまとめました。

秩父へのアクセス|池袋から特急ラビューで約1時間20分

池袋駅に停車中の西武鉄道の特急ラビュー

スタートは西武池袋線の池袋駅です。

ホームに滑り込んできたのは、丸い大きな窓がトレードマークの特急「Laview(ラビュー)」。

今回乗ったのは、9時00分発の「ちちぶ65号」です。

特急券はスマホのチケットレスサービスで事前に購入しておいたので、当日は画面を見せるだけでそのまま乗車できました。

夏休みシーズンの土日や朝の便は埋まりやすいので、予約は早めがおすすめです。

ラビューの車内。黄色い座席が並ぶ

車内は明るい黄色のシートで、座席も広めです。

窓が大きく、床近くまでガラスなので、走り出すと景色がぐっと近く感じます。

所沢を過ぎたあたりから山が近づいてきて、旅の気分が一気に高まります。

西武秩父駅の改札口

到着したのは西武秩父駅。

木を組んだ大きな屋根と提灯が並ぶ、いかにも「秩父に来た」という雰囲気の駅舎です。

西武秩父駅から長瀞への行き方|秩父鉄道「御花畑駅」で乗り換え

秩父鉄道 御花畑駅の入口

長瀞へ向かうには、西武秩父駅から徒歩5分ほどの秩父鉄道「御花畑駅」に乗り換えます。

案内表示はありますが、初見だと少し分かりにくい道です。

地図アプリで「御花畑駅」を目的地にしておくと安心でした。

レトロなランプが立つ小さな駅から、秩父鉄道に揺られて長瀞へ向かいます。

長瀞観光の定番「岩畳」|荒川のライン下りを間近で見られる絶景

長瀞の岩畳と荒川。ライン下りの舟が見える

長瀞といえば、川沿いに広がる岩の大地「岩畳」です。

国の特別天然記念物にも指定されている、長瀞を代表する景観になります。

平らな岩の上をそのまま歩けるので、川のすぐそばまで近づけます。

この日はライン下りの舟とラフティングのボートが次々に通り、見ているだけでも涼しい気分になりました。

岩肌は日差しでかなり熱くなっていて、水しぶきで濡れている場所は滑ります。

歩きやすい靴は必須です。

長瀞のかき氷「喜久家食堂」|阿左美冷蔵の天然氷を使った一杯

阿左美冷蔵の天然氷を使ったかき氷2杯

長瀞のもうひとつの名物が、天然氷のかき氷です。

岩畳通り沿いの「喜久家食堂」でいただきました。

使われているのは、長瀞の老舗「阿左美冷蔵」の天然氷です。

メニューはいちご・レモン・メロン・ブルーハワイ・あずき・抹茶など。

ミルクのトッピングは+100円でした。

食べてみるとまず驚くのが、氷の口どけです。

シャリシャリではなくふわっと解けていくので、この大きさでも一気に食べられて、頭もキーンとしにくいのが不思議でした。

長瀞のクラフトビール|秩父麦酒「NAGATORO ALE」

秩父麦酒のNAGATORO ALE

同じく長瀞で見つけたのが、地元のブルワリー「秩父麦酒」のNAGATORO ALEです。

セッションヘイジーIPAで度数は控えめ。

暑い日でも飲みやすい1本でした。

宝登山ロープウェイ|ゴンドラ「もんきー」で山頂へ

宝登山ロープウェイの搬器「もんきー」

長瀞駅から歩いて向かったのが、宝登山ロープウェイです。

ゴンドラは2種類あり、この日乗れたのは黄色い「もんきー」でした。

もう1台は「ばんび」という名前です。

宝登山山頂からの眺め|武甲山と秩父の街並みを一望

宝登山山頂からの眺め。秩父の街と山並み

山頂に着くと、秩父の街並みと山並みがまとめて見渡せます。

正面に見える、山肌が階段状に削られた特徴的な山が武甲山です。

秩父のシンボルとして知られています。

冬はロウバイ、春は梅と桜が咲くエリアですが、夏は緑と青空のコントラストが気持ちよく、風鈴の音が涼を運んでくれました。

宝登山山頂の展望スポット「SUSABINO」

山頂のカフェで飲んだレモンスカッシュ2杯

山頂には、秩父鉄道が手がける展望スポット「SUSABINO」があります。

ここでしか飲めないオリジナルドリンクを片手に、絶景を眺められる場所です。

山側に面した窓際の席

窓に向かってベンチシートが並んでいて、座ったまま山を眺められる配置になっています。

歩き回って火照った体を冷ますのにちょうどよく、結局30分以上のんびりしてしまいました。

秩父鉄道 秩父駅|「秩父三部作」のアニメパネル

秩父駅に並ぶアニメのキャラクターパネル

長瀞から戻る途中、秩父鉄道の秩父駅で見つけたのがこちらです。

秩父を舞台にしたアニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」「心が叫びたがってるんだ。」「空の青さを知る人よ」、いわゆる秩父三部作のキャラクターパネルが、駅員さんの制服姿で並んでいました。

隣にはガリガリ君と秩父鉄道のコラボパネルも。

秩父は本当に「コラボ」が多い町です。

秩父の夜ごはん「和食と豚みそ丼 ちんばた」|名物の豚みそ丼と日本酒

日本酒3種の飲み比べセット

夜は秩父の街を見下ろす高台にある「和食と豚みそ丼 ちんばた」へ。

古い酒蔵の建材を使った店内で、日本酒の品揃えがとにかく豊富なお店です。

まずは飲み比べセットから。

この日は瑞冠(純米超辛口 生酒)、裏男山(超辛 純米 生)、鷹長(菩提酛純米)の3種でした。

同じ「辛口」でも、口に含んだときの厚みや後味がまったく違い、飲み比べにすると違いがよく分かります。

秩父名物の豚みそ丼

そして秩父名物の豚みそ丼です。

自家製の味噌に漬け込んだ豚肉を焼き上げた、香ばしさと甘辛さが同居する一杯。

ご飯が止まらなくなる味で、これを食べるためだけに秩父に来てもいいくらいでした。

花ズッキーニと茄子の天ぷら

季節の野菜の天ぷらも注文しました。

花ズッキーニと茄子を、塩でシンプルにいただきます。

宿での二次会|秩父の地酒「秩父錦」と秩父せんべい

宿で開けた秩父錦の大吟醸と秩父のせんべい

宿に戻ってからは、秩父錦(創業1749年)の大吟醸と、秩父のせんべいで二次会です。

七味・いそべ・ざらめ・ねぎみそなど、味の種類が多くて選ぶだけで楽しい時間でした。

西武秩父駅前温泉「祭の湯」|駅直結の日帰り温泉

アニメ『上伊那ぼたん、酔へる姿は百合の花』のコラボ看板

2日目は、西武秩父駅直結の「西武秩父駅前温泉 祭の湯」からスタートしました。

ちょうど訪問時期は、日本酒がテーマのアニメ「上伊那ぼたん、酔へる姿は百合の花」とのコラボイベント期間中(2026年7月24日〜8月23日)でした。

コラボの等身大パネル

祭の湯の入口。提灯とコラボのれん

温泉入口ののれんもコラボ仕様になっていました。

館内はフードコート・物販ゾーン・温泉の3構成です。

電車の待ち時間だけでも寄れるのが、この施設の最大の強みだと感じました。

祭の湯のフードコート|わらじかつ丼・みそポテトなど秩父グルメ

ソースカツ丼

冷やしうどん

わらじかつ丼とみそポテト

担々麺

フードコートでは、秩父名物のわらじかつ丼とみそポテトをはじめ、うどんや担々麺まで一通り揃います。

コラボ期間中だったので、キャラクターのピックが添えられていました。

ひとつの丼にどっしり2枚のカツが乗る「わらじかつ丼」は、見た目のインパクトのわりに衣が軽く、甘辛いタレでご飯が進みます。

祭の湯のおみやげ|秩父麦酒のクラフトビール

秩父麦酒 華熊 Pale ale

秩父麦酒 紅熊 Red Ale

物販ゾーンには、地酒とクラフトビールがずらりと並びます。

秩父麦酒の「華熊(ペールエール)」「紅熊(レッドエール)」など、白熊のラベルが並ぶ棚は圧巻でした。

ここにもコラボのイラストPOPが立っています。

秩父のそば「元祖 秩父肉汁そば 山寿」|囲炉裏のある店で名物の肉汁そば

二色そばと肉汁つけ汁

昼は、西武秩父駅から歩いて7分ほどの「元祖 秩父肉汁そば 山寿(さんじゅ)」へ。

店内には囲炉裏があり、田舎家のような落ち着いた空間です。

名物は、石臼挽きの極太そばを豚肉の旨みが溶けたつけ汁につけて食べる「肉汁そば」。

太麺と細麺を食べ比べられる合い盛りにすると、同じそばでも喉ごしと香りの違いがはっきり分かります。

辛味を効かせたつけ汁

辛味を効かせたつけ汁も選べます。

夏に汗をかきながら食べるこの一杯は、想像以上に癖になりました。

秩父ミューズパーク|仮面ライダーのロケ地が集まる聖地巡礼スポット

秩父ミューズパークの野外ステージ

午後は、市街地から少し離れた高台にある秩父ミューズパークへ。

広大な県営・市営の公園ですが、ここは特撮作品のロケ地としても知られています。

音楽堂・野外ステージ|「仮面ライダーウィザード」の舞台

音楽堂の外観

こちらが「音楽堂」です。

ドーム状の車寄せが特徴的で、「仮面ライダーウィザード」をはじめ、多くの作品でそのまま画面に登場している場所です。

上の写真の野外ステージも同様に使われています。

ミューズの泉|特撮ファンにはおなじみの噴水広場

ミューズの泉。噴水と4本の柱

園内でもっとも「見覚えがある」のがこの「ミューズの泉」です。

コリント式の柱が並ぶ噴水広場で、仮面ライダーシリーズやスーパー戦隊シリーズなど、数え切れないほどの作品で使われてきた定番ロケ地になります。

写真を撮りながら「あのシーンはここか」と答え合わせしていくだけで、あっという間に時間が過ぎていきました。

園内の休憩スポット|ステンドハウスの「きすけ食堂 ミューズパーク店」

ステンドハウスの外観

休憩は、園内の「ステンドハウス」で。

中には「きすけ食堂 ミューズパーク店」が入っていて、名物の手のひらからあげやドリンクを買えます。

きすけ食堂のドリンク

イチョウ並木「スカイロード」|全長約3kmの散歩道

ミューズパークのイチョウ並木(スカイロード)

園内を南北に貫くイチョウ並木「スカイロード」は約3kmあります。

秋は黄金色のトンネルになりますが、夏の緑の並木も十分に気持ちのいい散歩道でした。

ミューズパークはとにかく広いです。

全部歩こうとすると半日では足りません。

園内には周遊バスやレンタサイクルがあるので、うまく併用するのがおすすめです。

秩父旅行の注意点|大雨で特急ラビューが運休することも

「今度発車の特急ラビューは大雨のため運休」の掲示

夕方から雲行きが怪しくなり、駅に着くと改札前にこの掲示がありました。

大雨のため、乗る予定だった特急ラビューが運休していました。

秩父麦酒シロクマと越生うめのクラフトチューハイ

とはいえ、そこは秩父です。

駅の売店で秩父麦酒「シロクマ」(ヘイジーIPA)と、埼玉の越生うめクラフトチューハイを買い込み、次の電車を待ちながらの「延長戦」になりました。

山あいの町は天候の影響を受けやすいので、帰りの時間には余裕を持たせておくのが安心です。

まとめ|秩父観光1泊2日モデルコースと注意点

今回のルートを整理すると、こうなります。

1日目|長瀞エリアのモデルコース

  • 池袋 → 特急ラビューで西武秩父(約1時間20分)
  • 徒歩5分で御花畑駅へ移動 → 秩父鉄道で長瀞
  • 岩畳を散策 → 喜久家食堂で天然氷のかき氷
  • 宝登山ロープウェイで山頂へ → SUSABINOで休憩
  • 秩父市街へ戻り、ちんばたで豚みそ丼と日本酒

2日目|秩父市街エリアのモデルコース

  • 祭の湯でフードコート・物販・温泉
  • 山寿で秩父名物の肉汁そば
  • 秩父ミューズパークで聖地巡礼
  • 西武秩父駅から帰路(=運休で足止め)

行ってみて分かった秩父観光のポイント

  • 長瀞と秩父市街は秩父鉄道で20分ほど離れているので、1日にまとめると駆け足になる。1泊すると余裕が出る
  • 西武秩父駅と御花畑駅は別の駅。乗り換えは徒歩5分の移動が必要
  • 祭の湯は駅直結なので、行き帰りどちらでも時間調整に使える
  • 夏は日差しと岩の照り返しが強い。帽子・水分・歩きやすい靴は必須
  • 天候による運休がありうるので、帰りの予定は余裕をもって

秩父は「絶景」「グルメ」「聖地巡礼」がひとつの町にまとまっている、密度の高いエリアでした。

日帰りでも行けますが、1泊するとその密度をしっかり味わえます。

次は冬のロウバイの時期に、また訪れたいと思います。